醤油は香りと風味が大切

食事を見直すことに

会社の健康診断で血圧と血糖値が高いと言われてしまい、自分と家族の健康のために食生活を見直すことにしました。栄養士による栄養指導を受けたのですが、そのときに「普段の食事の味付けが濃いのではないか」と言われ、毎回適切な量を計って使うように言われました。確かに、料理のときは調味料を目分量で適当に入れていました。軽量スプーンを使うようにしてわかったのですが、家族が濃い味が好きということもあり、それまでかなり多い量を使っていました。目分量だとレシピよりも相当多く使っていることに気付いたのです。何年もそうした状態が続いていたので、量を測るようになってしばらくは、食事が味気なく感じてしまいました。

だしを加えることでおいしく感じるように

そこで、昆布と鰹節でだしの旨味醤油でとり、味付けにはだし汁を使うようにしました。そうしたうえで、調味料を少し加えることで、少ない量でも「味気ない」ではなく「やさしい味」と感じられるようになりました。不思議なもので、そうした食事を続けているうちに素材の味が強く感じられるようになり、薄味の方が逆に満足感を得られるようになったのです。特に醤油は、これまで定番の通販の万能だしは時短調味料のなかでいちばんよく使うもので、物足りないと感じたときはドバっと入れていましたが、ほんの少しだけでも風味と香りを感じてホッとするように。生姜やにんにくを漬け込んで風味をつけたものをいくつか用意して、今は用途によって使い分けています。

減塩のものも出ていますが、醤油はやっぱり塩が多いため、使いすぎると血圧は上がりやすくなります。塩分を摂りすぎるとむくみやすくもなりますので、身体の内側と外側、どちらにもはっきりと症状が出てきます。ですが、発酵食品で身体に良い成分やアミノ酸が豊富に含まれているというメリットもあります。使いすぎず、素材から厳選したものを使うように意識しています。少し値段は高くなりますが、使う量が減っているのでコストパフォーマンスは決して悪くありません。